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伊勢神宮奉納全国花火大会

全国でも数少ない競技花火大会の1つです。打上花火の部40組とスターマインの部10組から構成される競技部門は、競技大会ならではの凄さを体験することが出来ます。全国屈指の高レベルな花火大会なので、最初から最後まで目が離せません。


伊勢神宮奉納全国花火大会のトップ画像

伊勢神宮奉納全国花火大会の歴史

伊勢神宮奉納全国花火大会(いせじんぐうほうのうぜんこくはなびたいかい)は、三重県伊勢市の西側に流れる、宮川河畔で開催される花火大会で、別名「宮川の花火」ともいわれます。
秋田県大仙市の「大曲の花火」と茨木の「土浦全国花火競技大会」とともに、日本三大競技花火大会の1つになっています。

伊勢神宮では20年に一度お宮を新しく移し替える「神宮式年遷宮」という行事があります。神宮式年遷宮を祝う花火大会は明治時代から行われていましたが、戦後になって初めての昭和28年第59回神宮式年遷宮から、この伊勢神宮奉納全国花火大会が本格的に始まりました。

この花火大会の特徴は伊勢神宮に花火を奉納する唯一の大会として、競技だけだでなく、全国の花火師たちのその年の安全を祈願するという意味を持つことです。そのため花火を上げることをこの大会では「打揚(うちあげ)」と言わずに「放揚(ほうよう)」と言います。


伊勢神宮奉納全国花火大会の見どころ

全国から選ばれたプロの花火師が一堂に集うハイレベルな花火大会なので迫力は満点です。
競技には、5号玉3発、10号玉1発の順に打ち上げて技を競い合う「打上花火の部」と、音楽に合わせて打ち上げる「スターマインの部」があります。

打上花火の部は、花火の色彩や配色の美しさ、技術の高さなどを評価の基準とし、古典的な花火で菊のように丸く開く「割物」と飛ばれる花火と、形が自由な「創造花火」があります。創造花火にはそれぞれテーマがあり、そのテーマを上手く表現しているかも評価のポイントになります。

スターマインの部では、連続花火のスターマインで音楽に合わせてリズミカルに表現されます。あらかじめ打ち上げる玉数と時間が制限されているので、その中でどれだけ色彩や配色が豊かでリズムよく表現されるかが評価の基準になります。

競技部門だけでなく、大会の初めを彩るオープニングスターマインと中盤スターマイン、そして大会のクライマックスを飾るフィナーレも必見です。


伊勢神宮奉納全国花火大会の注意点

間近で見たい人は、事前にチケットを購入できる有料観覧席がおすすめです。チケットは発売されて間もなく完売するので、公式HPから事前に販売日をチェックしておきましょう。
場所取りを行う場合は早めの到着は必須となります。

最寄り駅はJR参宮線山田上口駅と近鉄山田線の宮町駅ですが、快速、急行、特急が停車しないので注意が必要です。
遠方から行く場合は、シャトルバスも運行される伊勢市駅と宇治山田駅からのアクセスがおすすめです。シャトルバス待ちで混雑するので、待ちたくない場合は歩いて行くことも可能です。
いずれにしても会場周辺は午後五時をすぎると混雑が始まるので、早めの到着がおすすめです。
会場から離れた場所からゆっくり見物したい人や行き帰りの混雑を避けたい人、また特に小さいお子さんのいる家族連れは迷子の心配もあるので、丘陵にある「大仏山公園」から見るのも一つの方法です。

車で行く場合は当日の交通規制に注意しましょう。
会場の周辺には 臨時の有料駐車場があり、周辺の施設や民間でもこの日に貸し出しが行われています。
主催者運営の駐車場には河川敷臨時駐車場、城田中学校グラウンド、早修小学校グラウンド、中島小学校グラウンドなど数カ所の駐車場があり、会場まで15分から20分前後歩けば到着です。駐車場への再入場はできないので注意しましょう。


祭り有名番付

小結クラス
その他呼び名日本三大競技花火大会

※祭りびと制作委員会による独自評価。対象となる祭りがどのくらい知名度があるか全国調査により格付け。


祭り要素

花火

祭り評価

歴史アイコン
歴史
ビジュアルアイコン
ビジュアル
★★★★★
屋台アイコン
出店
★★★★
環境アイコン
環境
★★★
アクセスアイコン
アクセス
★★

※祭りびと制作委員会による独自評価。各項目毎★5つが最高評価。☆は詳細が不明のため評価なし。

祭り日程 2018

2018年7月14日
日程・概要7月14日  19:15~21:00


祭りを見る&祭りに参加する

祭りを観覧する 祭りに参加する
観覧料金 無料(一部有料あり) 参加料金 無料(一部有料あり)
観覧予約 当日予約可 参加予約 当日予約可
観覧に関する詳細 ○料金
6人用桟敷席1万5000円
4人用桟敷席1万円
2人用桟敷席6000円
個人用自由席1500円

来場者層

家族
家族
カップル
カップル
友達
友達
来場者数 約230,000人

アクセス

住所 三重県伊勢市宮川河畔
交通アクセス 電車:JR伊勢市駅・近鉄伊勢市駅・近鉄宇治山田駅→臨時シャトルバスで10分、バス降車場より徒歩5~20分
車:伊勢道伊勢西ICから5km15分

駐車場

駐車場 有り 2000台(1回1,000円)

主催 伊勢神宮奉納全国花火大会委員会事務局
公式URL http://www.city.ise.mie.jp/hanabi/

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